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『あの日、ヘイデンにサイクリングに誘われていた…』ケビン・シュワンツ

 

「17日(水)、ガヴィッチェマーレからリッチョーネに向けてジョギングをしてたんですよ。カットリカ寄りの海岸通を走っていたら、たまたま、トレーニング中のニッキー(ヘイデン)に会ってね。
ちょっと一緒に走った後、ニッキーに『じゃあ、もうホテルに戻るから』って言ったら、『午後、一緒にサイクリングをしないか』って誘われたんです。ロードバイクを持って来てなかったんで、断りました。
そしたら、その2時間後、あの事故のニュースを耳にして。どう考えれば良いものやらねぇ。一緒に行ってたら、こう言う風にはならなかったとは言わないが…でも、一緒だったら、あの瞬間、あの場所にはいなかったのかもねぇ。

奇妙なことにね…(ニッキーと別れて)走り出した時、『あぁぁ…一緒に写真を撮っておけばよかった。Facebookに出せたのに…』って思ったんですよ。添付メッセージはこんな感じにしてね…『ヘイ、カットリカ辺りを走っていたら誰に会ったと思う?』。
でも、『まぁ、いいか。また今度会うだろうし』って思ったんです。。

ニッキーと一緒にレースに出たことはないが、一緒に居て楽しいタイプだし、ご家族も素晴らしい人達でねぇ。ニッキーについて、いつも印象的なことは、兄弟(トミー&ロジャー、2人ともプロライダー)がレースで活躍できるよう常に願ってたってところでしょ。あそこの兄弟は、常に協力しあって、伸びていこうとしてたから。ヘイデン家ってのは、一人一人が素晴らしいんですよ。」

 

22日(月)、元Moto GP王者のニッキー・ヘイデンレッドブル・ホンダ)が死去した。35歳。

2003年にHondaのワークスライダーとして、Repsol Honda Teamからロードレース世界選手権(MotoGP)のMotoGPクラスへの参戦を開始し、RC211Vのラストイヤーとなった2006年、MotoGPクラスのチャンピオンに輝いた。

2016年からはスーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦。2017年は、Red Bull Honda World Superbike Teamから新型マシンCBR1000RR Fireblade SP2を駆り、チャンピオン獲得を目指していた。

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 謹んで哀悼の意を表します。