沖縄の話 前編

ツールド沖縄 市民210km

結果 120位

 

11月12日 日曜日 朝4時半起床。

朝食は嫁が作ってくれたシャケおにぎりとお稲荷と力うどん。去年とほぼ同じ。欲張ってジミーのマフィンを食べたら苦しくなって再び布団で横になる、、油断したら爆睡しそうなのを楽しむ。

ダラダラしてたらあっというまに6時半の出発時間になり急いで預け荷物を持って宿泊所前で記念撮影。

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スタート地点までは自走。少し高回転気味でペダルを回し臀筋をほぐす。途中、キナンのメンバーが現れたのでご一緒させてもらう。彼ら位の脚があればレースも楽しいのかなーと考えたりした。

15分位で会場に到着したのだが、ここからスタートまでが今回はバタバタだった。荷物預かり所で背負っていた荷物を降ろしたら両面テープで止めていたゼッケンが剥がれてしまい顔面蒼白。貼り直したがすぐ剥がれてしまい、どうしようかと考えてたらグローブを忘れた事に気付いてさらにショック。グローブの事は忘れたふりをして、ゼッケンをなんとか貼り付けてスタート待機所に並んだ。が、また剥がれてしまったのでいよいよ宿に戻ろうと決意。スタート前40分。

預けた荷物を返してもらおうと預かり所に行ったら、のんびり食事してたVCの蓑原君がいたので事情を話したら何故か安全ピンを大量に持っていて問題解決。本当に助かった。 

グローブが無いことは宿命と思い再びスタートラインに並ぶ。真ん中くらいか?

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7時27分 ツールド沖縄210キロスタート!

今回はスタート後すぐに運良く簡単に先頭まで上がれた。

毎年20〜30キロ地点で落車が頻繁に起きるので最初が肝心。しかし今回は向かい風が強くペースが遅いせいか何も起きず。毎年起こされても困るけどと思ってたら40キロ地点で起きた。

振り返ったら先頭集団が50名位に減っていたので驚いたが暫くして遅れた集団が追いついてきた。残念、笑。

それからはセンターポールとかキャットアイに接触して落車が頻繁した。自分は巻き込まれずに済んだが絡んだ人達の事を思うと他人事とは思えない。ホビーなので安全第一。

 

いよいよ普久川ダムの登りに突入。ここまでのペースが遅かったので、もしかしたら先頭集団についていけるかもと期待。前日に試走してコースを確認してるのも心強かった。序盤は35キロ前後のスピードで坂を駆け上がっていく。先頭はこんなのかと少し驚いたが良い位置にいたのか吸い込まれるように走れた。が、直ぐにキツくなり心が折れそうになる。自分が付いていけるのだから多分ペースは遅い筈だが、練習不足が走りに自身を持てず力が出ない感じ。我慢はしたがとうとう5キロ地点で千切れた。残念。でも後で自分のベストタイムだったのを知って少し嬉しかった。そういえばグローブをしていないので何度か手が痺れてしまった。力の入れすぎか?

千切れたけど、そんなに遅れなかったので気を良くして嫁と仲間が待つダムの補給地点に向かう。普久川の下りは得意。対向車が100%来ないのであれば攻めれる。登りの遅れを少しでも取り返そうと攻めた。

ここ数年、嫁と友達がダムの補給地点でサポートしてくれていて大変励みになっている。なので登りが苦手な自分だが、ここは世界で一番好きなヒルクライムだ。しかし今回は自分が到着したのを気付かず背中を向けてボトルに水を入れて準備をしている。予定より早くきてしまったようだ笑。

今年は涼しくボトルが1本残っていたのでこのまま行こうかと思ったけど自分に気付いたユキちゃんから1本だけ受け取ってレースに復帰。サンクス。

 

一つ目の山場を終えて沖縄最北端に向かう下りに入った。今年はどんな展開になるのか、どれだけ苦しまされるのかと想像しながら下る。自分のいるパックは10名くらいか。次の普久川ダムの登りまでは休ませてもらおうと後方支援?宜しくを決める。しかし少しペースが速くて休めない。このパックには頑張り屋さんがいるんだなーと困ったなーと思ってたら、なんと遠くに集団発見。なるほどーと自分も先頭交代に入り集団を追いかける。少し近づくと前の集団がかなり大きいのに驚いた。なんと先頭集団だった。こんな展開は過去にはない。

ここで自分は大ミスを犯す。奥の登りの前に高岡選手他数名がトイレ休憩でストップした。やはりかなりペースが遅いからだろうと思ってたら自分も催してきたので挑戦してみようと(笑)ストップした。でも緊張からか全然出ない。三流レーサー、、。結局、集団復帰するために無駄足を使っただけ。暫くお股の真ん中の調子が悪かったのは言うまでもない。今年はこの我慢が辛かった。レース後、速攻トイレに直行でした笑。

 

何はともあれ先頭集団に合流できたので奥の登り(4キロ)もありがた迷惑?ハイペースでクリア(当社比)。その後も高速列車に乗らせていただき楽チンで2回目のダムに向かった。そういえば変なところでチューブが破裂してたり落車してる人がいました。油断大敵です。自分の脚も攣りそうになっていた。

 

そして2回目のダムの登り。初めて先頭集団で挑む。が、どーせ遅れると100%分かっているのはかなり悲しい。練習不足を後悔する。

やれる事はやったが2.5キロ地点で先頭集団とおさらば、、その後のペースは遅すぎてヒルサイ一人旅を思い出してしまい更に落ち込む。

すぐに後方からいいペースで登って来た選手についていくが、いいペースなのですぐに千切れてまた落ち込む。暫くしてまた一人来たのでこの選手には遅れまいとしがみ付く。なんで一人だと登れないのか不思議に思いながら山頂通過。

下りはここぞとばかりにかっとんで補給地点に向かう。一緒に下った選手にいい走りだったと褒められた。ニッ!

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二度目の補給地点に到着。

今回は嫁も準備バッチリの模様。しかしコーラは飲みたくないのに蓋を開けて渡される。しかも泡だらけ、、でも何かをしてくれるだけで嬉しい。ここぞとばかりに愚痴を言ったりする「もう走りたくねー」とか。聞いてくれる人達がいるから言える。補給地点があと5箇所くらいあればいいのになと思ったりした。

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補給を終えて再び山を下る。次は学校坂7キロの登り。覚悟を決めて向かう。下りは脚を使わず再びクラウチングフォームでペースを上げる。後ろから漕げよとふざけた事言って抜いて行くやつがいたが、あっさりと漕がずにぶち抜いてやったよ。脚力ない奴のコーナリングは一味違うのよ笑。

そして学校坂に突入。学校坂の入口の勾配はキツイので登れる人とそうでない人で集団がバラける。なんと自分は登れる組に入ってしまった。若干3名、、ここで究極の選択を迫られる。

ここで一緒に登ればその後のゴールまでの道のりを脚を酷使して走らなければならない。残れば後ろから来るかもしれない大集団に乗っかり最期の勝負所の羽地ダムまで少し楽ができる。

そして自分が選んだ道は全力を出して登る事。俺はレーサーだー!と気合を入れた。

案の定、登り終えた後すぐに後悔したけど、、

仕方なく無い脚を振り絞って下り基調の道を先頭交代をする。はっきり言って遅い。こりゃ無駄足だったなと落ち込んでたら後ろからペーターサガンみたいな奴が現れた!救世主かと思い、必死にしがみ付く。彼は先頭をひたすら引いてくれた。1時間くらい引いたのでは?と思うほど凄い走りだった。凄すぎて最後は千切れてしまった笑。これならゴールまで行けるかもと千切れた後も期待して走った。が、東村に入る頃に後方から大集団が現れた。がっくし。

ここにきて大集団のペースで走るのはかなりキツイ。脚もあちこち攣り始めた。普段攣らないところもだ。多分、コースプロフィールが豊か過ぎて筋肉フル動員して走るからだろう。

ここからは自分の走りがもう良くなることないだろうと思えて走るのが辛かった。なんとかサドルの座る位置を変えて違う筋肉を使うイメージで登りを耐える。スゲー辛かったけど、今思えばあんな脚の状態で登れてたので去年より強くなっていたのかも。最後の羽地ダムの登りに向かう平坦路は本当に辛かったなー

つづく。